渋谷で『フェスティバル・エクスプレス』を観る。列車を一台借り切ってカナダを横断し、各地でライブをやるというフェスティバル・ツアーのドキュメンタリー。各地で「タダでライブを見せろ」というヒッピーたちに悩まされて大赤字を出しながらも、ミュージシャンたちのために大金を投じて酒やクスリを振舞い続けるオーガナイザーの、にわかに理解しがたいほどの情熱がまず印象に残る。